黄皓(こうこう)
黄 皓(こう こう、生没年不詳)
蜀の宦官。
卑しい身分から出世し、劉禅の寵愛を受けて権力を掌握し、政治を壟断して蜀漢の滅亡を招いた。
壟断(ろうだん)
(《いやしい男が高い所から市場を見下ろして商売に都合のよい場所を見定め、利益を独占したという、「孟子」公孫丑下の故事から》利益や権利を独り占めにすること。)
諸葛亮の死後、劉禅に寵愛され引き立てられた。
政治は帝にへつらい宦官におもねるものであった。
(262年)、姜維を追放して代わりに閻宇を立てようと画策した。この画策は黄皓の独断ではなく、諸葛瞻・董厥も同調している。姜維は黄皓の専横を憎み、処刑するよう劉禅に請願したが聞き入れられなかったため、黄皓や諸葛瞻らによる身の危険を感じて以降成都に帰還出来なくなった。
黄皓は『三国志』の著者である陳寿が蜀漢に仕えていた際、彼を憎んで免職にしている。
諸葛瞻・董厥・樊建は当時の政務を担っていたが、互いに庇い合うばかりで黄皓の専横を止める事ができず、政治の乱れを矯正できなかった(ただ、樊建は黄皓と親しくする事がなかった)。
魏が攻撃準備をしていると姜維から援軍要請があったが、黄皓は鬼神や巫女の神託を信じ、敵が来ないと考えていたため、劉禅にこのことを採り上げないよう意見した。
そのため、蜀は迎撃体制が整わぬまま魏の攻撃を迎える事になった。
綿竹で魏軍と戦った諸葛尚は、魏に敗れた際「早く黄皓を斬らなかったがためにこんな事になってしまった。生きていて何になろう」と言って突撃し、戦死した。
蜀滅亡後、魏の鄧艾は成都に入ると黄皓の邪悪・陰険さを聞き知り、逮捕・幽閉して殺害しようとした。しかし黄皓は、鄧艾の側近に手厚く賄賂を贈ったため死を免れた。
『三国志演義では』
諸葛亮が生きている時から蜀の宦官として登場、魏から賄賂を貰って姜維を北伐の前線から呼び戻すなど、私腹を肥やす悪辣な人物として描かれる。
蜀漢滅亡の直前には、江油城の落城を隠蔽したりと滅亡を招いた最大の元凶にされている。成都を攻略した鄧艾から処刑されそうになるが、その部下に賄賂を渡して一時死を免れる。しかし最後は、司馬昭の手によって五体を斬り刻まれ処刑される事になっている。wikiより
蜀滅亡の原因を作った宦官で有名です。
私利私欲のために一つの国を滅亡させた宦官というと十常侍思い出す。
宦官って言うもの自体が自然の摂理に反しているというか、そもそも宦官というもの自体が正常な判断ではない、生殖能力を断ち政治の繁栄する事自体が狂気の沙汰だろう
いくらそのに正義を用いても、自ら人間であることを無くすのだから、何かしらの邪念から、黄皓や十常侍のような悪人が発生しやすいと思います。
因みにシグルイの牛股権左衛門も狂気の沙汰の者である。
覚える特殊能力
【火計・混乱・雨乞・消化・落石。占卜】
陣形
【鈎行の陣】(こうこうの陣)
山岳型の陣形山岳及び森林に適している。攻撃を受けた際に兵士が死亡せず、負傷するだけに止まる確率が高い。負傷した兵は回復可能なので実質的な兵の損耗が減らせる。防御向きの陣形である。
連弩 【無】
攻撃力・D 防御力・B 弓攻撃力・B 弓防御力・A 機動力・B 射程2
連弩 【有】
攻撃力・D 防御力・B 弓攻撃力・A 弓防御力・A 機動力・B 射程3
【箕形の陣】(きけいのじん)
平地型の陣形平地向きの陣形。攻撃を受けた時に敵の損害を負傷だけにとどめ、脂肪率を下げることができる。城の上など、回復が可能な場所に陣取ると効果的で、どちらかといえば射撃戦向き。
関連兵器なし
攻撃力・C 防御力・B 弓攻撃力・B 弓防御力・B 機動力・D 射程2
その他の陣形
武将パラメーター
武力【武】9 知力【知】49 魅力【魅】13 政治【政】74
※【修行】などでパラメーターが上がっている場合があります。
経験値48082・勇名200
占卜・雨乞・落石を合わせるとコレぐらいの経験値は食いますね