龐統(ほうとう)
龐 統(ほう とう、179年? – 214年?)
道号は鳳雛(ほうすう)。
若い頃は口下手であまり身なりが冴えなかったことから評判を得なかったが、人物鑑定で有名な司馬徽に、その才能を認められたことでようやく名が高まった。
また人物鑑定に優れた傅巽にまみえた際は、半ば英雄であると高く評価された。
郡の功曹となり、後に周瑜の功曹をになった。(功曹:こうそう)
功曹:とは官職、人事のようなもので。能力を査定する。
周瑜が荊州を攻略して南郡の太守に任ぜられると、龐統は南郡の功曹になった。蜀攻略の途中に巴丘にて周瑜が病死すると、龐統は遺骸を送って江東に行った。
龐統は劉備の入蜀を決心させた。
劉備は涪で宴会を開き、酔っていた劉備は「今日の酒席は実に愉快である」と言った。
これを聞いた龐統は「他国を討伐中に、上機嫌に酔っておられるのは仁君らしからぬ行為ですぞ」と言った。
劉備は泥酔していたので龐統の言葉に立腹し、「かつて周武王は殷を討伐して連戦連勝したとき、将兵を労うときに無礼講を許していたと聞くぞ。それが仁君の戦いではないのか? 君の申すことは矛盾しており不愉快だ。ただちに退出せよ!」と叫んだ。
龐統は後退りして出て行った。劉備はすぐに後悔して戻ってくるように頼んだ。
龐統はもとの席に戻ったが、まったく知らぬ顔で陳謝せず、平然と飲み食いをつづけた。
劉備が彼に向かって、先程の議論は誰が間違っているかきくと、龐統は「君臣ともにまちがっておりました」と答えた。劉備は大笑いして、初めと同じように酒宴を楽しんだ。
劉備軍は、成都攻略の前に劉循・張任が守る雒城を包囲した。しかしこの包囲戦の最中、龐統は流矢(雨のように降りそそぐ矢、あるいは流れ矢)に当たって死去した。
享年36。
劉備は龐統の死を大いに悲しんだ。
のちに関内侯を追封され、景耀3年(260年)9月には靖侯の諡号を贈られた。
小説『三国志演義』においては、龐統の兄弟が諸葛亮の妹を娶り、義兄弟となっている。赤壁の戦いでは周瑜に対して曹操を破るための献策を行なう。
周瑜は曹操軍の軍船を火攻めにしようと考えていたが、一隻に火をつけても他の船は逃げてしまい、燃え広がらないということが問題となる。
そこで龐統は連環の計と呼ばれる策を周瑜に勧める。
龐統自身が周瑜の陣営に偵察にやって来た蔣幹をうまく欺き、曹操の軍営に潜り込み曹操と面会し、北方人の弱点である船酔い対策として、船同士を鎖で繋げることを進言するのである。
これにより、火がついても曹操軍の軍船が逃げられないようになり、劉備・孫権の連合軍による火攻めで曹操軍は大敗したということになっている。
また、曹操の臣下となっていた親友の徐庶が火計に巻き込まれないように、別方面へ派遣されるようにし向ける策を授けている。
その後、周瑜の葬儀に参列した諸葛亮に対面し、劉備に仕えるよう誘われる。
彼の才を惜しんだ魯粛によって孫権に引見されるが、醜い風貌と、孫権の問いかけにきちんと答えなかったことから疎まれてしまう。
次に龐統は劉備に面会するが、劉備がその風貌を見て諸葛亮が推挙する龐統かどうかが判らず、閑職の地方県令を宛がってしまう。
すると龐統は1か月の間酒ばかり飲んで職務を怠け、村人から訴えられることになる。しかし、劉備が派遣した張飛に詰問されたところ、溜まっていた1か月分の仕事を半日で全て片付けてしまう。
これによって、龐統がその才能を劉備に認められることになり、さらに劉備は自身の行為を戒めることになっている。
またその死については、気遣った劉備が貸し与えた白馬に乗って、劉備の代わりに危険な間道を進んだため、「落鳳坡」という場所で劉備と間違えられて、張任配下の伏兵に射殺されたという描写になっている。
なお落鳳坡という地名は実在し(現在の四川省徳陽市)、落鳳坡の石碑付近には龐統墓がある。wikiより
三国志演義の内容は YouTube で【三国志 Three Kingdoms 第58話 諸葛亮、喪に服す。】と同じ内容です。
動画が見た方がわかりやすいかもしれません。
三国志演義では、龐統が周瑜に連環の計を勧めている。
曹操は宦官からの名門曹家
孫権は孫子の末裔
孫子・孫武が三国志の呉の孫家関わりがあるかは定かではない
孫姓は多いので、定かではない。
だがwikiには孫氏は春秋時代の兵法家であった孫武の末裔である。
また陳寿は『三国志』の本文では孫堅は孫武の子孫と伝えられている。と書いてある。
劉備は漢室の末裔と言うが無一文で皇帝までになっているので、龐統と孔明のおかげでもある。
映画【レットクリフ】は、魯粛が間抜けに絵ががれていたりするので、あまり好きではない。
金城武を見ると【不夜城】を思い出す。(脱線してしまった。)
覚える特殊能力
【火計・同討・落石・占卜・沈着・反計】
陣形
【鈎行の陣】(こうこうの陣)
山岳型の陣形山岳及び森林に適している。
攻撃を受けた際に兵士が死亡せず、負傷するだけに止まる確率が高い。負傷した兵は回復可能なので実質的な兵の損耗が減らせる。防御向きの陣形である。
連弩 【無】 攻撃力・D 防御力・B 弓攻撃力・B 弓防御力・A 機動力・B 射程2
連弩 【有】 攻撃力・D 防御力・B 弓攻撃力・A 弓防御力・A 機動力・B 射程3
【魚鱗の陣】
平地型平地形で「突撃」を実行できる陣形。攻撃力は全陣形中で最も最高。しかし、防御力・弓防御力は最低で、ある程度の損害を覚悟の上でとにかく早く敵を倒したい時に使う陣形。
関連兵器なし
攻撃力・A 防御力・D 弓攻撃力・C 弓防御力・D 機動力・A 射程2
【偃月の陣】(えんげつ)
平地型の陣形クリティカルヒット(攻撃力が2倍)発生確率が上がる陣形で、クリティカルヒットは武将の勇名な高いほど発生しやすく、勇名が高い武将にこの陣形を使わせると効果的。
関連兵器はなし
攻撃力・B 防御力・B 弓攻撃力・C 弓防御力・C 機動力・D 射程2
【方円の陣】(ほうえんの陣)
平地型の陣形防御に徹した陣形。どの方向から攻撃をされても防御が変わらないため、包囲されても不利にはならない。攻撃力は低いが『発石車』があれば弓攻撃力が飛躍的に上がる。
発石車 【無】
攻撃力・D 防御力・A 弓攻撃力・D 弓防御力・A 機動力・D 射程3
発石車 【有】
攻撃力・D 防御力・A 弓攻撃力・A 弓防御力・A 機動力・D 射程3
その他の陣形
武将パラメーター
武力【武】56 知力【知】98 魅力【魅】85 政治【政】86
※【修行】などでパラメーターが上がっている場合があります。
経験値32164・勇名2630